風景を見ながら気持ちを切り替えられる特等席。
カフェは食事を楽しむだけの場所ではなく、仕事や雑事をしばし忘れてくつろぎを楽しむ場所、観光やお出かけの思い出となるような場所。座席から望む景色も、腰を掛けるソファさえも、ここで過ごす時間の満足感につながってほしい。そんな思いで、実際はカウチソファとして使用される一台を、ダイニングソファとして配しました。
カウチソファの「カウチ」とは、フランス語で横たわるという意味を指します。一日中、土足で過ごす外国人にとってソファの上はパーソナルスペース。くつろぐ時間から仕事に取り組む時間まで、一日のほとんどの時間を過ごす“とっておきの場所”でもあります。観音屋では、海外のライフスタイルとパーソナルかつ落ち着いた空間を求める昨今の流れを意識し、温かみやくつろぎを表現した「スペーシアススペース」をご用意しました。
※土足でくつろがれたり、寝転がられたりする行為はお控えください。
体をしっかり受け止めてくれるソファの安心感。
中でも、今回セレクトしたフリッツ・ハンセン社の「アルファベットソファ」は大きいだけではありません。良い居心地をつくるための要素がバランスよく、この一台に詰め込まれています。
アルファベットソファの特徴といえば、なんといってもクッションの弾力性。沈み込みすぎないクッション性は、体をやわらかく受け止めるほか、立ち上がるときの腰への負担も軽減します。
その秘密は、高密度のウレタンが3層に重ねられているから。しっかりとウレタンが詰め込まれているため、荷重がかかってもへたれにくく耐久性に優れています。一度腰を掛けると離れられなくなるのは、この安定感・安心感にあるのです。
日常を生きながら、精神を解放する贅沢。
また、背もたれとアームレストは、座面を囲いきらないデザイン。デザイン性に優れているのはもちろん、座面を囲いきらないため、ソファを置くことで生まれがちな圧迫感や窮屈感を解消します。そんな自慢のソファをあえて空間のコーナーに配することで、“あなただけのパーソナルスペース”をつくり上げました。
ここから眺められるのは、北梅田ならではの洗練された眺望。外とのつながりを感じながら、時間や季節の移ろいを楽しむのも粋なものです。