内と外をシームレスにつなげる「ウィンドウスケープスペース」。

街並みや環境を読み解いて生まれたスペース、そして想い。

大きな窓から明るい光が差し込む店内。観音屋ではこの窓の特徴を生かし、ここに身を置くお客様が目の前に広がる都会的な眺望を堪能し、ほかでは体験できない豊かな時間を過ごせるかを主眼として設計を行っています。

北梅田の洗練された街並みと、行き交う人を眺めながらコーヒーを飲むひとときは、心がするすると解きほぐされていく。本店やハーバーランド店で過ごすのとはまた違う、魅力ある街の空気感を伝えてくれる場所なのです。

空間にも座る人にも溶け込むダイニングチェア。

選んだのは、ロナン&エルワン・ブルレックの「ソフトシェルサイドチェア」。北欧の澄んだ空模様を思い起こさせるような、ライトグレーとアイスブルーのダイニングチェアは、置いてあるときには空間になじみ、チェア自体も風景となるようなニュートラルな存在感を放ちます。

もちろん座り心地も、空気のようにふわふわで、座る人にやさしくなじんでくれるもの。背もたれの内部に柔軟性のある骨組みが用いられ、座りながら体勢を変える際も、体の動きに柔軟に対応してくれます。だからこそ、心も体もリラックスしてカフェタイムをお楽しみいただけるのです。

ご利用人数によって用途が変わるベンチシート。

「ウィンドウスケープスペース」のもうひとつのこだわりが、ご利用される人数によって窓際のベンチシートの役割が変わること。ベンチシート自体にクッション性があるため、おふたり様のときは荷物置きに。三名様以上のときは対面席としてご利用いただけるユーティリティぶりを発揮します。

人数、気分、ニーズ、ご利用時間など、多様化するお客様の価値観に寄り添いたい。そんな観音屋の姿勢を余すことなく表現したスペースとなりました。

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